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論文

Overview of design and R&D of test blankets in Japan

榎枝 幹男; 秋場 真人; 田中 知*; 清水 昭比古*; 長谷川 晃*; 小西 哲之*; 木村 晃彦*; 香山 晃*; 相良 明男*; 室賀 健夫*

Fusion Engineering and Design, 81(1-7), p.415 - 424, 2006/02

 被引用回数:62 パーセンタイル:96.39(Nuclear Science & Technology)

我が国のブランケット開発は核融合会議において策定された開発計画に従って、固体増殖ブランケットを第一候補に、液体増殖方式を先進的な候補として開発を進めるものである。ITERをテストベッドとし、試験モジュールを試験するテストブランケット試験計画の作業部会においても、我が国として主体的に試験に参加し、試験を実施するために、試験モジュールの設計と研究開発を両候補ブランケットについて進め、固体増殖方式では要素技術開発が終了、液体増殖方式では、最重要課題の解明が進んできた。本報告は、日本におけるテストブランケットの設計と研究開発の最新の成果を総合的に取りまとめ報告するものである。

論文

Methods for tritium production rate measurement in design-oriented blanket experiments

Verzilov, Y. M.; 落合 謙太郎; 西谷 健夫

Fusion Science and Technology, 48(1), p.650 - 653, 2005/07

 被引用回数:7 パーセンタイル:44.84(Nuclear Science & Technology)

ブランケット設計のための核特性実験においては、トリチウム生成率の精度を確認することが必要である。実験体系はブランケットの設計にしたがって、できるだけ忠実に模擬した多層体系が必要であり、その中のトリチウム生成率分布を測定する手法は、感度と位置分解能が大きく、かつ中性子場を乱さないことが重要である。トリチウム生成率の精度検証のためにはトリチウム生成率を直接測定することが必要である。ここでは炭酸リチウムの粉末を圧縮したぺレットをトリチウム増殖層の埋め込み、照射後、ペレットを酸で溶解し、中和後液体シンチレーション法で測定する。2Bq/gのトリチウム生成量で測定誤差5%が得られるが、FNSでは8時間以上の照射が必要となる。間接的測定法はパラメータサーベイ的な実験に便利である。もしリチウムと同じようなエネルギー応答関数を持つ放射化反応があれば、リチウムペレットの代用として使用できる。そこで$$^{6}$$Liのトリチウム生成反応に対し$$^{31}$$P(n,$$gamma$$)$$^{32}$$P、$$^{7}$$Liのトリチウム生成反応に対し$$^{32}$$S(n,p)$$^{32}$$Pに着目し、ぺレットとしてNH$$_{4}$$PH$$_{2}$$O$$_{2}$$.とCH$$_{3}$$SO$$_{2}$$CH$$_{3}$$を採用した。これらを用いることにより、リチウムのぺレットの1/100の照射事件で十分な計数を得られることを明らかにした。

論文

SiC/SiC複合材料を採りいれた核融合動力炉の設計例

西尾 敏

プラズマ・核融合学会誌, 80(1), p.14 - 17, 2004/01

将来の核融合炉の構造材料にとってSiC/SiC複合材料は極めて有力な候補材料である。有力であることの内容は、高温運転が可能であることによる高熱効率,低放射化材料であることによる廃棄物処理負荷の軽減及び電磁力が作用しないことによる構造設計の容易さ、である。ここでは、これらSiC/SiC複合材料の利点を活かしたトカマク型動力炉の設計例について紹介する。

論文

An on-line method for tritium production measurement with a pair of lithium-glass scintillators

山口 誠哉; 大山 幸夫; 中村 知夫; 前川 洋

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 254, p.413 - 418, 1987/00

 被引用回数:20 パーセンタイル:86.92(Instruments & Instrumentation)

中性子・ガンマ線混在場における、$$^{6}$$Li,$$^{7}$$Liガラス・シンチレータの応答の差を利用して、$$^{6}$$Liによるトリチウム生成率を測定する方法を開発した。本方法の特長は、(1)高感度である、従って重照射を必要としない。(2)オンラインで測定できる。(3)位置分解能が良い、ことである。両シンチレータの利得およびガンマ線検出効率の差を調整することにより、精度良くトリチウム生成率を測定することができた。本方法を、ブランケット・ベンチマーク実験に適用し、液体シンチレータ法の結果と比較した結果、誤差の範囲で一致した。

論文

Hydrogen solubility in liquid Li$$_{17}$$Pb$$_{83}$$

勝田 博司; 岩本 博実*; 大野 英雄

Journal of Nuclear Materials, 133-134, p.167 - 170, 1985/00

 被引用回数:28 パーセンタイル:92.89(Materials Science, Multidisciplinary)

中性子増倍材を含有する液体核融合炉ブランケット候補材料、Li$$_{17}$$Pb$$_{83}$$ (m.p.: 235$$^{circ}$$C)について、水素圧力100$$sim$$800torr、温度範囲300$$sim$$450$$^{circ}$$Cで水素溶解量を測定した。測定は、約10grの試料を用いて、Hot Extraction法を用いて行った。その結果水素溶解量は、加えた水素圧力の1/2乗に比例しており、この測定圧力範囲でSievertsの法則が成立することを明らかにした。また水素溶解量の温度依存性は、測定精度の範囲内では、温度により変化しないことが明らかにされた。これらの結果より本測定範囲におけるSieverts'定数は2.9$$times$$10$$^{3}$$$$sqrt{rm atm}$$が得られた。本測定結果は理論的に予測されたものと近いものであるが、高濃度領域でSieverts'法則の成立を否定したトリチウムを用いた実験結果とは異なるものであった。

論文

核融合における液体リチウム化学

勝田 博司

日本原子力学会誌, 27(2), p.100 - 106, 1985/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)

液体Liを核融合に利用する場合重要となる、液体Liの取り扱い,容器材料の腐食,不純物挙動および水素同位体の分離回収方法等について化学的面より解説した。要旨の主な点は、(1)液体Li中のN濃度は材料の腐食に大きな影響を及ぼすが、Alの添加により低くすることが可能であり、この結果ステンレス鋼の腐食は改善される。(2)核融合炉ブランケットとして液体Liを用いる場合、その水素濃度を1wppm以下に保つことが要求されるが、これはYゲッター材を用いることにより可能である。

報告書

Measurements of Tritium Production-Rate Distribution in Simulated Blanket Assemplies at the FNS

前川 洋; 津田 孝一; 井口 哲夫*; 池田 裕二郎; 大山 幸夫; 福本 亨; 関 泰; 中村 知夫

JAERI-M 83-196, 15 Pages, 1983/09

JAERI-M-83-196.pdf:0.62MB

原研に新しい強力なD-T中性子源であるFNSが完成した。模擬核融合炉ブランケット体系中のトリチウム生成率(TPR)分布をFNSを用いて測定した。模擬体系は黒鉛反射体付き酸化リチウム球体系と40cm厚さの酸化リチウム平板体系である。TPRを(A)Dierckxの方法、(B)LifのTLDの自己照射法、(C)Li$$_{2}$$Oの焼結体ペレットによる液体シンチレータ法の3種類で測定した。(B)と(C)は原研で開発した方法である。測定されたTPRの分布は3つの方法の間で良く一致した。(B)と(C)の方法が核融合炉のニュートロニクスの実験で有効であることを示した。実験結果はP.G.Youngの評価した$$^{7}$$Li(n、n'$$alpha$$)$$^{3}$$Tの断面積が妥当であることを示唆した。

論文

液体リチウムの化学と材料共存性に関する研究の現状

中村 規男*; 勝田 博司; 古川 和男

日本金属学会会報, 21(3), p.150 - 159, 1982/00

液体リチウムは、核融合炉の冷却材として注目されており研究論文も多い。核熱的性質が良好にもかかわらず、材料に対する腐食性が強くまた火災の危険性も大きい。最近これらに関する研究のうちから注目すべき論文のレビューを行なった。液体リチウムは、O,H,C,Nなどの非金属元素の不純物と反応し、材料の腐食と深い関係があるため液体リチウムの化学として非金属元素の分析法と溶解度および非金属元素の分配と熱力学について述べた。最近電気抵抗による不純物濃度を測定する研究がすすめられているが、Pulhamらの研究を中心に解説した。材料共存性については、鉄基合金について行なわれている研究が多いためこの傾向に沿ってレビューを行なった。その他の金属ではMoとNbについて解説した。序論的な性格ではあるが、液体リチウムに関する過去の研究を概観し解説した。

論文

Hydrogen permeation through niobium membrane contacting with liquid lithium

田中 知*; 勝田 博司; 古川 和男; 清瀬 量平*

Journal of Nuclear Materials, 97(1-2), p.59 - 66, 1981/00

 被引用回数:9 パーセンタイル:73.24(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉液体Liブランケットからのトリチウム分離回収に関する基礎研究として、液体Liと接触したNb膜の水素透過実験を行った。1KgのLiを有する自然循環型ループ中に0.02cm厚、5.8cm$$^{2}$$のNb膜をビーム溶接したセンサー部を浸漬して測定が行なわれた。 このLi-Nb系に対する水素透過係数は、気相中で測定したNbのそれに比較して、約2桁低い値となった。これはNbのLiとの接触面に生成したNb$$_{2}$$N膜が水素透過を妨げている事が予想された。つづいての実験で、Li中にTiを入れLi中のNをゲッターした場合、水素透過係数が大きくなる結果が得られた。この液体Li中のNb表面膜の水素透過に及ぼす効果が、Li中の不純物濃度コントロールとの関連に於いて研究された。

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